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ローテーターカフとは何?肩における役割から筋の停止部についても詳しく解説!

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こんにちは。

みなさんお元気にしてるでしょうか。

今回は肩甲帯の筋についての話を

していこうと思います。

 

さて、一口に「肩甲帯」と言っても

実に様々な働きを持つ筋が色んな所へと

くっついてて複雑に働いて人間の運動に

関与しています。

 

作業療法の勉強をしている学生さんからしたら

どれから手をつければ良いのか?という風に

なるかと思います。

 

実際問題、筋の名前だけ暗記をしようとすると

これまたかなりの量がありますし、

みなさんが覚えたいと思う筋そのものの働きや、

筋を支配する神経の名前、起止に停止の場所までもが

覚える範囲になるからです。

 

 

ひとまず優先順位に配慮しながら

説明していきますね。

ですので、とりあえず今回は

支配神経の部分については一旦置いときます…

 

キッチリ理解してテストで

高得点を取りに行きましょう!

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ローテーターカフとは?

とにかくこれは絶対に外せませんね。

テストでも出題率が高いですし、

だからこそ大事な場所です。

 

そんな

「○○って言ったらコレ!」系のところは

身体にとって大切な機能を持ってる場合が多いために

テスト問題を作成する側からしたら

とても作りやすいと言えます。

 

そして、臨床の現場においても

作業療法の考え方の土台になっていく部分ですので

ここは確実に覚えたいですね。

 

さらにこのローテーターカフ、

日本語で「回旋筋腱板」という呼ばれ方をしてまして、

上腕骨頭を肩へ固定する関節窩の役割も兼ねています。

 

この筋が関節窩として機能するために

肩関節の自由度が「」という動きの

実現に一役買っています。

 

なので、

「ローテーターカフというのは
上腕骨大結節と小結節の
どっちかへと停止部を持っている」

という事なんですね。

 

ちょっと調べてみるとわかるんですが、

上腕骨大結節と小結節が停止部となっている筋は

この「ローテーターカフだけ」になるんです。

 

もうたったこれだけでも

キチンとしたした知識ですよね。

 

さあ、それぞれの筋についてちょっと見ていきましょう。

 

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棘上筋

この棘上筋はローテーターカフにおいて

代表的な筋の一つですよね。

 

上肢の外転をさせるためには肩甲骨の上にある

この棘上筋の働きは必要不可欠なものです。

 

私はこの筋の停止部をよく大結節と小結節で

間違えたのですが、結構後になってから覚えました。

 

上肢の外転に作用する筋は、

上腕骨のどの部分に停止すれば都合が良いか?ということを

考えてみた結果、小結節よりも大結節の方が位置的にみて

不自然な感じがしなかったので「ん!?」っとなって

覚える事ができました。

 

そして起始の場所は肩甲骨の棘上窩。

こういう解剖学で覚える名前はくっついてる場所が

その名前になっているパターンがとても多いために、

名前だけでもヒントになりやすいのが特徴です。

 

これは何においても同じ事が言えますが、

ただ単純に暗記だけで覚えようとすると

終わった後に使わない情報として頭から抜けやすいです。

 

本当はやりたくもない勉強の知識ですから

無理もありません。

 

それだったら仕組みを理解して、

覚えるべき部分を絞って

本当に必要な所だけは暗記。

 

仕組みさえ理解していればいちいち暗記しなくても

論理的に考えて答えにたどり着く事ができます。

 

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まとめ

机に向かってる時は「ふ〜ん、そういうもんなの?」とか

思ってしまいがちですが、私は最初はそれでも良いと思います。

 

後々になって実習などで本物の患者さん達と触れ合う機会に

「アレはこれの事か!」という驚きと体験は

それぞれの人生においてさえかけがえのない物だと思いますから。

 

今回の解説は以上になります。

残りの筋についてはまた次回に解説させていただきます。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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