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【パーキンソン編4前編】ヤールの重症度分類Ⅰ〜Ⅲを説明!国家試験の出題傾向は?

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みなさんこんにちは。

 

今回はパーキンソン病における、

ホーエンヤールの重症度分類について

説明をしていきたいと思います。

 

ここでは、授業で説明するような

基本的な部分から臨床で使えるポイントまで

色んなことを書いていきますので

ここに何か書いてあったなぁ、くらいの気持ちで

また見返してもらえたら…と思います。

 

ホーエンヤールの重症度分類:stageⅠ

まず最初に説明するのはパーキンソン病でも

一番の軽症であるstageⅠになります。

 

stageⅠで見られるのはごくごく軽い手のつっぱりや

軽い振戦などが出現して、日常生活を送っていく上で

「あれ?身体が何かヘンだなぁ」というような

ちょっとした違和感を覚える程度になります。

 

この時点では、

まだちょっと力を入れていれば、ですが

振戦は収める事が可能なので、

「まさか、自分が病気だなんて…」という風に

思ってしまったりと、病気という事実に

気が付かない可能性も大きいと思われます。

 

ですので、

この時点でのパーキンソン病の鑑別は

難しいと思いますが、嗅覚の低下や

汗のかきやすさなどを患者さんに訪ねるなどして

決めつけず、可能性の一つとして

考えておく事が大事です。

 

ホーエンヤールの重症度分類:stageⅡ

stageⅡの状態では、手に加えて同じ側の足に

振戦だけでなく、筋の固縮や日常動作の

やり辛さを感じるようになります。

 

こうなると流石に日常生活不便さを覚えて

自覚症状というものも感じてくるでしょうし、

家族や友人などの周囲の人からしたら

「なんか以前と様子が違う…」と思って

声をかけるなんて事もあると思われます。

 

それでも日常生活を送る事自体は

まだまだ可能であるため、本人から病院へは

行く気になれなくても上に書いた流れから、

「ちょっと病院へ行ってみてもらおう」となり

パーキンソン病という診断を受ける方が

多いのではないでしょうか。

 

ちなみにパーキンソン病は

錐体外路系に障害が出る疾患であり、

錐体路系の伝導路は障害されていないために、

腕などの震えこそあれど、随意的に動かせますし

力をこめることで筋の収縮をさせて

上肢の動きを固定することも可能です。

 

この「力を込めて振戦を抑える」というのは

腕や足に重りを付けて生活することで

パーキンソン病に悩む患者さんの振戦を

軽減させる事ができます。

 

パーキンソン病の患者さんへの作業療法において

非常に重要になりますので絶対憶えましょう!

 

ホーエンヤールの重症度分類:stageⅢ

このstageⅢの状態になると、

パーキンソン病としての症状は

かなりわかりやすい形で現れています。

 

患者さんが歩行をする際にも、

一歩目がなかなか踏み出せない「すくみ足」や

下肢にも出現する振戦のために閉脚での立位が

不安定になってしまったり、

姿勢反射の低下がみられたりなど、

ちょっとした事で危険な状態にならないように

日常生活を安全に送るためには

誰かの介助が必要になってくるでしょう。

 

しかし、ADLを遂行するにあたって

時間がかかったり質が落ちたとしても、

一人での遂行が可能と言えば可能な状態です。

 

そのため、家の中での生活動線に

格子状の模様をつけたりして

歩きだすための目安をハッキリさせると

患者さんの生活もグッと楽になると思われます。

 

国家試験に出題されるパーキンソン病

国家試験で出題されているパーキンソン病の問題は

ホーエンヤールの重症度分類に加えて

身体機能やADLの程度が

問題文に記載されているという問題形式で、

その後に提供する作業療法は何か?を

4つの中から答える形の問題形式がほとんどです。

 

そのため、

ホーエンヤールの重症度分類では

どのstageでどういった形の症状が

身体に現れるのか、というのを

キチンと把握しておくことが

問題を解くためのスタートラインになります。

 

重症度分類が正しくできさえすれば

そこからこの対応はできるかどうか?

という事へと考えを進めていけますので、

まずは疾患と評価を正しく知っておく事が

国家試験合格への第一歩です。

 

まとめ

今回のまとめとして

・パーキンソン病は一側性に症状が現れる
・力を込めると振戦を軽減できる、
・stageⅢから症状が大きく出現する
・まずヤールの分類で何が可能、不可能かを知る事が大事

こんな感じでしょうか。

 

次回はヤールの分類stageⅣの説明から

始めていこうと思います。

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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