【全国版】シルバーウィークの各銀行ATM手数料営業時間一覧まとめ!

すべてがFになる(ドラマ版)1話2話のネタバレを紹介!原作との違いも

すべてがFになるのドラマのロゴ

こちらの記事では、ドラマ「すべてがFになる」の第1話、第2話【冷たい密室と博士たち】のネタバレを紹介しております。

 

ネタバレなしでドラマを楽しみたい方は、FODプレミアムで楽しみましょう!

▼今すぐ2週間完全無料で▼
FODプレミアムに登録する
今すぐ2週間無料でFODプレミアムに登録

ドラマ版すべてがFになる【1話】のネタバレを紹介!

西之園萌絵は真賀田四季博士と面会していた。
萌絵のあいさつに答えるより先に、「165✕3377」の答えをいきなりたずねる四季。

 

萌絵は一刹那、間を置いて「55555」と即答する。
…が、四季は萌絵の答え方を聞いただけで、わずかに7の掛け算が不得意なことを見抜く。

 

「7は特別な数ですものね。数字の中で7だけが孤独なのよ」

 

「研究所に幽閉されて何か変わった事は?」

萌絵の問いに対して四季の答えは「知っていることは質問しないで」と返す。
世間話は四季にとっては時間の無駄でしかない。

導入も、脈絡ですらも、四季に取っては不要なものなのだ。

 

萌絵の聞きたかった質問。
それは「真賀田四季が15年前に両親を殺した」…とされる事件についてだった。

 

思考の切り替えと発想の飛躍についてほめる。

 

そして四季は殺人の理由については答えられないが、方法なら説明は可能と話す。
さらにその殺人はお人形がやったことと続ける。

 

その言葉に対して萌絵は四季の他の人格がやったことと推理するが、四季は多分違うと否定した。

 

さらにその話し方から四季は萌絵の両親がすでに亡くなっていること。
そして萌絵の大学の指導教官である、犀川創平准教授への想いまでも見抜いてみせる。

 

面会時間は残り13秒。
最後の質問として萌絵は尋ねる。

 

「あなたは誰ですか?」

 

この発想の飛躍はコンピュータにできないものと、四季は萌絵の思考の切れ味におどろいて喜ぶ。

 

さらに続けた萌絵の「また会えますか?」という言葉に対して四季は答えた。

 

「貴方への興味が失われなければ。あるいは…すべてがFになったら

神南大学へ戻った萌絵。

 

犀川創平准教授の研究室にて、四季との面会についてを話すと犀川はうらやましがるばかり。
犀川も自身の研究分野では一目置かれる存在だ。
しかし、四季の頭脳はその犀川すらも遠くおよばないほど。

 

萌絵は近く行われるゼミの旅行で四季の幽閉される、妃真加島へ行くことを提案。
…そんな話をしている中、研究室へ入ってきたのは助教授の国枝桃子。

 

国枝から学生の論文を受け取る犀川。

時計の秒針を毎日合わせるこだわりをもつ彼は、そのまま極地環境研究センター、通称・極地研へと出かける。
理由は、極地研で行われている木熊教授が指揮を執る実験の見学をするためだ。

 

犀川にあこがれている萌絵も、犀川にくっついていくかたちで極地研へ…。

 

道路を疾走する車は真っ赤なフェアレディZ。
その車内で萌絵は、極地研で神隠しが起こったことをうれしそうに犀川に話す。

 

大学の工学部で起きた最大のミステリィ。
2年前に極地研で起きた事件とは、木熊教授の研究室のメンバーがナイフを振り回すというものだった。

 

怪我人こそいなかったが、その時に研究室を飛び出した学生は行方不明に…。
さらにゼミの行方不明者はこれが初めてではない。
ソイツは留学生の恋人を追いかけてインドへ行ったんじゃないかと答える犀川。
萌絵は自分の話に冗談でも乗ってくれることがうれしい。
完全にデート気分で表情が崩れている。

 

しかし、犀川は土木工学の権威である木熊教授の実験より、行方不明者が気になる萌絵の気持ちが理解できない。

極地研で萌絵たちを出迎えたのは、犀川と中学時代からの腐れ縁である喜多北斗准教授。
喜多も犀川と同じく、普段は神南大学で教鞭をとっている立場だ。

 

犀川たちが極地研へ到着した時にはすでに実験もクライマックス。
もう最後の確認をしているところと喜多から案内を受ける。

 

喜多のはからいで低温実験室へ入る3人。
実験室の中は−20℃の超低温。
その他にも、実験室の案内をされる。

 

萌絵の弓道部の先輩の服部珠子。
研究室を開催する木熊京介教授。
助教授の市ノ瀬里佳。
博士課程2年の丹羽健二郎。

 

メンバーをそれぞれ紹介され、いよいよ実験も最終段階。

 

低音実験室の奥にある計測室へ入るのは、修士課程1年の船見万智子、そして博士課程1年の荒井正直。

 

防寒用スーツを着た丹羽は、市ノ瀬の指示で実験準備室へ。
丹羽は実験室の温度調整を行う。

 

スーツを着た丹羽は、実験準備室から出てきて低温実験室で作業。
今度は丹羽と同じくスーツを着た珠子が実験室準備室へ…。
そしてデータを採取して実験はほどなく終了。

 

木熊教授のはからいで萌絵と犀川は、低温実験室で始まる打ち上げに参加することになった。

低温実験室の氷で飲み物を冷やしつつ、打ち上げは始まった。

自身の研究分野にも応用の効く、今回の実験データ。
その話で犀川と木熊教授が話している。

 

そんな中、打ち上げに珠子と丹羽の2人がいないことを不審がる荒井。

実験準備室へ入ろうとした喜多が施錠されていることに気がついた。

実験後に誰もそこへ入ってはいないのは誰もが知っていること。

 

カギはそもそも別の場所にある。
…ということは、準備室は中からロックされている?

 

カギをわざわざ持ってきて準備室へ入る一同。

準備室の床には、倒れている人がいた…。

 

珠子だ。
背中にナイフが突き立てられている。

すでに事切れている珠子の様子を見て、萌絵は冷静ではいられない。

 

さらに、準備室の奥の搬入室では丹羽が倒れていた。
…珠子と同じ背中にナイフが刺さっている。

 

準備室の入り口はすべて施錠されていることを確認する犀川。
これは…密室殺人だ。

萌絵の先輩である珠子は、明らかに誰かに殺されていた。
珠子のために萌絵は一人、事件の解決に乗り出すことを決意。

 

弓道部の活動の最中、萌絵は珠子と丹羽が付き合っており両親へあいさつも済ませていたことを知る。
さらに以前、失踪したゼミのリーダー(ゼミ幹)の増田潤がナイフを振り回した相手は…丹羽。

 

犀川研究室へやってきた喜多に萌絵は推理を話す。
犯人は増田であること。
増田が丹羽のアリバイ工作に加担。
珠子を丹羽が殺害、丹羽を増田が殺害…というのが萌絵の推理。

 

しかし、わざわざ密室を作る必要性や施錠する理由を考えると、萌絵の推理には結局矛盾が生じる。

 

作られた「密室」という状況は、犯人にとっては意図的なものになる。
しかし、今回のそれは明らかに犯人にメリットがない。

 

犀川の見解では、今回の密室は「不必要な密室」と結論付けた。
だからこそ、この密室に重要性はないとまで言い切る。

 

学問を追求する学び舎で、2人の人間が殺される狂気がある。
この事件の命題はそこだ、と。

建築学科である萌絵は、計測室のとなりにスペースがあることを指摘する。
市ノ瀬曰く、それはダクトスペースとのこと。

 

その扉の前には研究室の棚が置かれていて封鎖されている状態だ。

 

ダクトスペースへ入る萌絵・喜多・市ノ瀬。
暗い中を進む3人の目の前には…ミイラ化した遺体が横たわっていた。

 

その遺体は、失踪したはずの増田だった。
なぜ増田がここに?

 

警察の捜査による事件の要点は以下。

  • 増田は屋上からダクトスペースへ侵入、睡眠薬を服用して自殺した…。
  • 木熊教授には離婚歴があり、26歳の頃に見合い婚。
  • 半年後に離婚して、18年後に再婚。子供はいない。
  • 市ノ瀬は生まれてすぐ両親が離婚、岡山で母子家庭として育つ。
  • その後、ドイツへ留学して帰国。木熊研究室の助教授となる。
  • 荒井は丹羽に数万円の借金アリ。
  • 船木は同級生に珠子の悪口を話していた。
  • 丹羽と珠子は事件の数日前、デパートで白いスーツとドレスを購入。
  • それは事件当日、車の中にあった。

増田は失踪する直前、心を病み「しか」とつぶやく姿が目撃されている。
警察に押収されたパソコンは警察から帰ってきた後に極地研に戻された。

学内のチャットで犀川に事件の報告を済ませた萌絵は、なんと単独で極地研へ。
増田のパソコンを調査するためだ。

 

極地研に残されていた増田のロッカー。
そこには確かにパソコンがあった。

 

パソコンを立ち上げると、「shika」というフォルダを見つけた萌絵。
フォルダは空だった。

USBにすべてのデータをコピィする。

用事を済ませた萌絵は低温実験室へ。
萌絵の背後には…防寒スーツを着た何者かが…!!

 

何も語らない防寒スーツの人間に、萌絵はプールへ突き落とされてしまう。
そしてロックされる低温実験室。

 

室温は、静かに下がり始めた。

 

急いで脱出を試みるが、実験室は完全に密室になっている。
スマホで研究室にいる犀川へ報せようにも、圏外で連絡は不可能。

 

そして室温は−20℃をさらに下回っていく…。

ドラマ版すべてがFになる【2話】のネタバレを紹介!

−20℃を下回る低温実験室で何者かに閉じ込められてしまった萌絵。
倒れそうになる寸前のところで、低温実験室のそばにある計測室にネット環境があったことに気がつく。

 

必至になって体力を振り絞り、大学の学内LANにアクセス。
すがる思いで研究室に犀川がいることを願い、萌絵は助けを求めるメールを送信する。

 

「たすけて きょくちけn」

萌絵はメールを送信した直後に…力尽きて崩れ落ちた。

 

犀川が萌絵から送信されたメールを、自身の研究室で見たのは偶然だった。
ノートパソコンの電源を落として帰ろうとした矢先、パソコンからメールの着信音が。

 

メールを見た犀川は凍りつく思いだった。

 

さながら陸上競技のアスリートのようにその場からドアへ走り出す。
途中、机に積んである本につまづいて転んだ。
だが第一優先は、床に落ちた本でも転んで痛む体でもない。

 

猛烈なスピードで車を極地研へ走らせていく。
そのあまりの遅さと萌絵のピンチに、犀川はハンドルを叩くしか気持ちのやり場がなかった。

 

守衛にカギを借り、実験室横の計測室へ大急ぎで入ると、萌絵が倒れている。
危険な状況だったが、萌絵は犀川が来たことで九死に一生を得た。

 

病院に搬送された萌絵。
病室の外に萌絵の父の弟、つまり叔父にあたる西之園捷輔がやってきて犀川・喜多の2人と話す。

 

西之園捷輔は愛知県警捜査一課にて、本部長の座に就いている。

 

私の責任だ、操作情報が萌絵に漏れていると知りながら黙認していた…と悔いる西之園本部長。

しかし犀川は自分がもっと真剣に説得していれば…と返したが、それが自己弁護なのは明らかだった。

 

西之園本部長の話す内容は、萌絵と犀川の初対面時の思い出話。

周囲の大人たちには見破れない手品を見せて、萌絵は得意満面。

 

しかし、それを犀川は一発で看破してからというもの、萌絵は犀川にあこがれの感情を抱くようになった。

特に飛行機事故で両親を失ってからは、犀川に認められようとする傾向がより強くなったと語る。

 

なんとか一命をとりとめた萌絵。
医師の話によれば、後遺症もないそうだ。

 

死にかけた萌絵を心配する犀川を見て、喜多は納得する。
「お前がいつまでも彼女を作らない理由がようやくわかったよ。良かったな…」

翌朝、病室の中にいる犀川に萌絵がたずねる。
それはコピーした増田のデータが入ったUSBについて。

 

しかし、犀川はそういった物は持っていなかったと返した。
どうやら犯人が持ち去ったようで、さらに増田のパソコンも壊されていた。

 

萌絵が増田のパソコンの内容について話し始めた時、犀川がそれをさえぎった。
「君は犯人が誰か気付いている。もう情報はすべて出揃っている。君なら答えにたどり着いてるはずだよ」

 

この事件はもううんざりだと言う犀川のことを、萌絵は見抜いていた。
「なぜ、本当のことをおっしゃらないのですか?」

 

犀川の返答は本当のことが理解できないからだと言う。
実行したその心理が犀川には恐ろしく、そして理解もできない。

 

ベッドで動けない萌絵は、犀川に事件の解決を頼む。
犀川は振り向かずに応えて、病室を後にした。

九州へ出張に行ったはずの市ノ瀬は、朝一番で極地研へタクシーで乗り付けた。
早朝に羽田へ着いてそのままとんぼ返りだ。

 

守衛から萌絵が殺されかけたことを聞いた市ノ瀬。
低温実験室へ駆けていき、例の密室殺人があった現場へ…。

 

ほどなくして犀川の車も極地研へ着いた。
建物へと歩いている所で、急に悲鳴が聴こえておどろく。
悲鳴の主は、シャッターの向こうにいる。

 

急いで実験室へ駆け込む犀川は悲鳴の主を探した。
シャッターのある実験準備室へ入ると…そこには木熊教授が倒れていた。

 

すでに事切れている。
現場の近くには、首を絞めたワイヤーが落ちている。

ドアのすぐそばでは市ノ瀬が震えていた。

悲鳴の主は彼女だった。

 

市ノ瀬は刑事の鵜飼・片桐から取り調べを受ける。
木熊教授について聞かれた市ノ瀬の答え。
それは「とても素晴らしい人で、ずっと尊敬していた」とのこと。

 

犀川は木熊教授の死因について鵜飼に尋ねる。
その死因は窒息死。
死亡推定時刻は、萌絵が襲われた2時間後。

 

どうやら木熊教授を殺した犯人は、シャッターから逃げたと警察は見ている。
元々は壊れて密室になっていた搬入室、そのシャッターは修理されていた。

 

遺体発見時に市ノ瀬は、実験準備室のカギがかかっていることを不信に思い中へ。
そこで見つけたのが…木熊教授のなきがらだったのだ。

 

 

犀川はすでに亡くなった増田について、喜多と学生たちにたずねる。
もちろんその内容はパソコンの中の「shika」について。

 

学生たちの話では、講座のアカウントネームとして動物の名前を使っていると話した。
しかし、「鹿」の名前を使っている人間はいない。
木熊教授は「クマ」、市ノ瀬は里佳なので「リス」。
ちなみに喜多はキタキツネの「フォックス」。

 

喜多の話を無視しつつ、管理者について続けてたずねる。
ゼミのリーダーが管理者を担当していた。
増田の次は、殺された丹羽だ。

 

duck・neko・bird…と動物の名前が並ぶ中、一番最後にshikaの文字はあった。
登録された時の管理者は増田。
shikaは極地研のすべてのパソコンにアクセスができる権限を持つ。

 

shikaのアカウントの閲覧履歴には、萌絵が犀川に送信したメールも並んでいる。
そしてshikaは事件後、犀川へのメールを監視していた。
萌絵からのメールを盗み見ていたのだ。

 

萌絵は犀川に事件の情報を送信していた。
もちろん極地研へ侵入することも…。
それを犯人は見て、萌絵を低温実験室へ閉じ込めたようだ。

 

殺人犯は、木熊研究室と関わりのある人物。
もうそれは、無視できない現実となった。

 

自身の研究室へ戻った犀川は浜中から萌絵の状態を聞かれた。
無事を知り一安心の浜中は喜んで出ていった。

 

同じく研究室にいた国枝は、犀川にセキュリティが破られていたことを報告する。
侵入経路は…犀川自身のパソコン。

 

犀川は国枝に質問した。
「やっぱり女性は結婚式に白いドレスを着たいのかな?」
国枝はいつも通り、無表情で答える。
「それ、私に聞いてます?」

 

犀川が返答を諦めた時、パソコンからメールの着信音が鳴った。
送信したのは萌絵。
司法解剖の結果、木熊教授は搬入室のクレーンで背後から首を吊られたことだと伝えていた。

 

すぐさま萌絵に返信した。
事件から手を引くこと。
このメールが犯人に監視されていること。
自分に任せてメール・電話で連絡をしないこと。

 

さらに返信した萌絵のメール。
「……もうこんな悲しい事件、終わらせてください。」

 

そして犀川の手には、木熊教授と市ノ瀬の共同論文があった。
論文を机に置いた犀川の頭脳の中で、何人もの自分が次々に話しかける。

 

…犀川にはすべてわかっている。
が、どうしても理解できない。
自分以外の誰かのためにこんなことができるなんて。

 

しかしどんなに理解が及ばなくとも、事実は事実でしかなく、それが真実なのだ。
現実は受け入れるしかないのだ。

 

『命題は証明された』

 

とうとう事件の真相を受け入れた犀川。
素早いブラインドタッチで、shikaにメールを書く。

 

「手法は自明、しかし動機が理解不可能。自首をする前に教えて下さい。正当な理由なら沈黙は守ります。」

 

決心して犀川はメールの送信ボタンをクリックした。

萌絵の入院している病院。

 

一人、男の歩く姿がある。
男は、病室の札に「西之園萌絵」の名前を確認すると、ドアを開けた。
その男は喜多だった。

 

部屋に電気も点けず、萌絵のベッドのそばまで来た時…部屋の明かりが点いた。
明かりをつけたのも、病院を抜け出すために喜多を呼び出したのも萌絵だ。

 

木熊教授が殺され、犯人はシャッターから逃げた。
そう思われていたが、事件はまだ終わっていない。

 

萌絵は犀川に事件の真相を確かめるべく、喜多と神南大学へ向かった。

 

大学内の電気が一斉に切れた。
それが合図だった。
犀川は上着を羽織り、研究室の外へ出る。

 

稲光だけが大学の校内を照らしていた。

 

ナイフを持ち、歩いてきた黒い影に犀川は話しかけた。
丹羽と珠子を殺した理由を。

 

同じ時刻、喜多の車が神南大学の駐車場へ着いた。
萌絵は犀川の車があるのに、大学の電気が切れていることを不審に思い駆け出す。

 

階段を登った萌絵の目の前には、黒い影の後ろ姿があった。
一目散で萌絵へと疾走する黒い影は、そのまま萌絵のとなりを通り過ぎた。

 

黒い影と、それを追う二人は屋上へ。
屋上の縁に立つ黒い影に萌絵は話しかけた。

「もうやめてください。市ノ瀬先生…。」

 

風で脱げたフードの市ノ瀬は振り返る。
犀川は木熊教授と市ノ瀬の共同論文について感想を漏らした。
誰も気が付かない解析方法だったと素直に述べた。

 

純粋な学問に終わりはない。
木熊教授の研究を継ぐことができるのは市ノ瀬だけだと続ける。
さらに、将来を嘱望されていた増田の分も…と。

 

萌絵は手を伸ばして、縁から降りるようにうながす。

 

「学問なんて虚しい…」
ひと言だけつぶやいた黒い影は、空に舞った。

市ノ瀬が搬送された病院に犀川・萌絵・喜多はいた。

 

そこへ鵜飼と片桐がやってきて、市ノ瀬の容態を伝える。
市ノ瀬は落下した時、木に当たったようで一命をとりとめた。
その報告を聞いたことで、ようやく三人は安堵のため息を漏らすことができた。

 

大学の屋上から転落した市ノ瀬、追い詰めてしまった自分に責任があることを犀川は悔いる。
しかし、喜多は彼女自身が招いたことだと話した。

 

鵜飼刑事が事情の説明を求める。
そこへ犀川はいつもの調子で事実だけを淡々と述べた。
「市ノ瀬里佳さんが犯人である。それが答えです」

 

さらに説明を求める鵜飼・片桐の両刑事に、萌絵が助け舟を出した。
答えだけじゃなくて解説も必要だと。
やれやれまたか、という感じで喜多もそれに同調してうなずく。

 

「あぁ…そういうことか」
と犀川は状況を理解、場面は極地研の低温実験室へ…。

 

犀川の解説が始まった。

 

不可解な密室。
その中で、丹羽と珠子が殺されていたことから事件が始まった。

 

2人が殺された実験準備室と搬入室を「密室A」とする。
では、犯人Xはどうやって脱出したのか?

 

「密室A」の出口は3つ。
壊れたシャッター・施錠された非常口・実験室側のドアだけ。

 

つまり犯行後の犯人は実験室側のドアから出てカギをかけたことは確実。
しかし、そのドアを映した防犯カメラには不審な人物は映っていない、と鵜飼は反論する。

 

確かに実験中、つまり犯行時間に丹羽と珠子以外にそのドアから出てきた者はいない。
つまり、実験中に出てきた丹羽と珠子が「犯人X」だったと犀川は説明する。

 

しかし、丹羽と珠子はその時間に殺されていた。
だからこそ、「犯人X」は丹羽と珠子になりすましていた別人だったのだ。
実験中は防寒スーツを来ているのだから、背格好さえ似ていれば判別はできない。

 

珠子を殺したのは市ノ瀬、そして丹羽を殺したのは木熊教授だと犀川は続ける。
この事件は共犯でなければ成立しない。

 

実験当時、丹羽が準備室に入ると木熊教授は教授室の窓から外へ。
そして建物の外を回って準備室の非常口へ大急ぎで走る。

 

丹羽は非常口のカギを開けて、木熊教授を招き入れる。
そして搬入室で丹羽を殺害したのだった。

 

殺害後、木熊教授は防寒スーツを着て丹羽に変装。
実験室から出ると院生室でスーツを脱ぎ、外を回ってまた教授室へ。

 

同じように珠子が準備室へ入ると、今度は市ノ瀬が同じ手順でまた準備室へ。
今度は準備室で珠子を殺害すると、珠子のフリをした市ノ瀬は実験室へ出てくる。

 

犯行時間に、実験中の監視カメラを見て指示を出していた木熊教授。
それは市ノ瀬が犯行時間を終わらせるための時間稼ぎだったのだ。

 

実験室へ出た、珠子のフリをした市ノ瀬。
カメラに映らないように、こっそりと実験室側のドアをロック。
こうしたことから「密室A」に2人の遺体だけが残された。

 

そこで喜多が犀川へ疑問を投げかける。
市ノ瀬、木熊教授の2人はどうやって丹羽・珠子に防寒スーツを脱がせたのか?
先生とはいえ、実験中にスーツを脱がせることは不自然極まりない。

 

犀川は滑らかな口調で話す。
丹羽と珠子は元々、準備室で実験中にスーツを脱ぐつもりだったことを。

 

犀川は萌絵に目配せして事情の説明をうながす。
その事情とは「お色直し」だった。

 

事件当日、丹羽の車にはパーティ用のスーツとドレスが見つかった。
2人は婚約をしていたのだ。

 

丹羽がそれを木熊教授に報告した時、提案されたサプライズ。
それは実験中にコッソリ入れ替わって、打ち上げの時におどろかせようというもの。

 

スーツを脱いだのはその計画の一端か、と喜多は納得する。
わざわざ実験中に犯行に及んだのは、市ノ瀬と木熊教授がアリバイを確保するためでもあった。

 

しかし、殺害した2人に予想しないことが起きた。

 

それこそがシャッターの故障。
本来なら、シャッターが正常に作動すれば外部犯に見せかけることができる。
不必要な密室とはこのこと。
これが内部犯を疑うキッカケを作ってしまった。

 

そして話の焦点は犯行の動機へ。
だがそれこそ、この事件最大の命題でもある。

 

動機の元は増田の失踪。
萌絵は増田と市ノ瀬の交際していた可能性があると話す。

 

つまり、shikaの正体は増田とつながりのある市ノ瀬しかいない。

 

萌絵は、増田の失踪の原因は丹羽と珠子だと考えた。
自分の恋人を奪った2人の幸せそうな姿。
それを見た市ノ瀬にその時、殺意が芽生えた。

 

だが、萌絵は市ノ瀬と木熊教授の関係にまで言及はできない。

 

そこで解説は犀川へ。
2人の共同論文からはとても深い信頼関係がうかがえたこと。
師弟関係でも愛人関係でも足りない。

 

市ノ瀬と木熊教授は親子の関係だった。
それしか木熊教授の行動には説明がつかない。

 

2人は同郷。
しかも木熊教授の離婚した時期と、市ノ瀬の母親も離婚。
さらにそこに市ノ瀬の誕生年は近いことからも、それが一番自然だ。

 

なら、木熊教授は誰に襲われたのか?
市ノ瀬にはアリバイがある。
だからこそ、木熊教授の死は2人を親子だと決定付ける何よりの証拠なのだ。

 

萌絵が事件を嗅ぎ回っていることを見た市ノ瀬。
市ノ瀬はUSBにウイルスを仕掛け、萌絵の行動を監視した。

 

そして萌絵が増田のパソコンに迫ることを察知した市ノ瀬。
その報告を受けた木熊教授は、防寒スーツを着て萌絵を実験室に閉じ込めた。
データを取り戻した木熊教授は増田のパソコンを破壊。

 

準備室へ入り、内側から施錠した木熊教授は搬入室で首を吊った。
木熊教授は自殺したのだった。

 

そして木熊教授は、市ノ瀬が朝一番で極地研へ来ることを知っていた。
施錠されている準備室を不審に思った市ノ瀬は残された最期のメモを見て、実行する。
木熊教授を他殺であるかのようにみせかけるという指示を。

 

市ノ瀬は父親の遺した最期の言葉に従い、遺体を床へ降ろした。
木熊教授はその命を使って、娘を守ろうとしたのだ。
この時の市ノ瀬の気持ちは想像を絶するものだったろう、と犀川は推測する。

 

すべてを終えた市ノ瀬は悲鳴をあげ、犀川が駆けつける。
こうして木熊教授の遺体は発見された…。

ようやくすべてが明らかになり、犀川・萌絵・喜多は極地研を後にする。

 

木熊教授と市ノ瀬の関係。
それは同じ言葉で議論ができる最高のパートナーだったのでは、と犀川は考えた。

 

重い空気を破るように、喜多はわざと大声で話す。
「しっかしまぁ、君たちの関係もなかなかのものだと思うよ!」

 

あわてて犀川はその発言を静止する。
「軽率な発言はやめてくれ。変な噂が立つと困るよ…」

 

2人の口論に萌絵が割って入る。
それは結局わからなかった極地研の神隠し。
最初に失踪したゼミ幹の正体とは…?

 

萌絵の言葉を聞いた途端に吹き出す犀川。
そして萌絵の言葉に歯切れ悪く答える喜多。
「そのゼミ幹は…俺だよ」

 

喜多は研究を放棄して、留学生の恋人を追いかけてインドまで行ったのだ。
それが失踪の真実。

 

一番最初、萌絵に答えた犀川の冗談とも思える発言は…真実の一部だった。

 

 

5日後の犀川研究室。
萌絵が犀川に話すのは、事件の動機。

 

丹羽は市ノ瀬に暴行まがいのことを働いた。
それを珠子が増田に話したことで、増田は失踪。
ダクトスペースで一人、自殺をしたのだ。

 

珠子に悪意があったわけではない…が、自分の知らない珠子がいたのでは?
そう考えて落ち込む萌絵。
犀川は検証する方法が無いなら、立てた仮説を信じるしかないとなぐさめる。

 

萌絵はshikaの真実を話し出す。
市ノ瀬はドイツへ留学していた。
ドイツ語で鹿は「ricke(雌鹿)」、つまり市ノ瀬里佳だと。

ドラマ版すべてがFになる【1話2話】の感想と考察

今まで数々の案が持ち上がりながらも、2014年にようやく放送されたドラマ版「すべてがFになる」。

そのお話は、まずは第2話にあたる『冷たい密室と博士たち』から。

しかし、原作者である森博嗣の元々の構想ではこれこそ第1作であるため、これがむしろ本来の姿と言えるでしょう。

 

原作との変更点から、往年のファンも首をかしげる方が多かったそうです。

が、現代版として見れば及第点ではないかと。

 

ちなみに、原作の世界観が1990年代であることはファンによく知られています。

やはり映像化として、現代の色が濃く反映されています。

 

まず印象に残りやすい、原作との大きな違いはフロッピィディスクではないでしょうか。

そして萌絵の所有するはずだったポケベル。

ドラマが放送された2014年では、もう記録媒体はUSBメモリが主流になっていますね。

2010年代では携帯端末はすでにスマホが主ですし。

 

あと萌絵の髪の長さは言うにおよばず。

ドラマの尺の都合で萌絵の自宅マンション、諏訪野さん、西之園都馬は出てきません。

 

一応、浜中君はチョイ役で出てきてます。

水沢エレナさん演じる国枝先生に蹴られてましたね。笑

白いシャツにジーンズではないため、ボーイッシュな雰囲気は抑えめでした。

 

国枝先生と言えば、結婚した話と旦那さんの下りもなくなってます。

この辺りは1話目なので仕方有りませんが、やはりファンからは厳しい視線が…。

 

犀川が萌絵との待ち合わせで(1回目の)遅刻したファミレスもカット。

タバコを吸う場面はありましたけどね。

違法サイト以外に無料でドラマを楽しむ方法は?

「すべてがFになる」を始めとしたドラマを無料動画サイトで見るのは違法です。

動画無料サイトで視聴可能な動画は、違法にアップされたものになります。

 

注意

  • いつでも全話そろって見られるワケではない
  • スマホ、パソコンがウイルスに感染する可能性
  • 低画質
  • 低音質

以前には当サイトでも無料の動画視聴サイトへのリンクを紹介していました。

2018年10月に発表されたニュースによると、リンクを貼ることだけでも罰則の対象になる可能性が出たのです。

そのため当サイトでは無料視聴サイトの紹介文を削除いたしました。

 

ですが、FODプレミアムなら、安全に視聴ができるのでオススメなんです!

FODプレミアムは、月額888円(税抜)の有料サービスになりますが、Amazonアカウントからの登録で2週間無料になるキャンペーンを展開しています。

 

Amazonアカウントがあれば登録は1分で完了するんです♪

2週間ずっと好きな映画やドラマが見放題で、無料期間内の解約なら、料金は一切発生しません!

 

 

FODプレミアム公式で今すぐ動画を見る

 

\無料お試し期間だけなら0円/
初回2週間無料お試しで申し込む

 

2週間を過ぎると月額888円(税抜)がかかります。

無料で見たい方は2週間以内に忘れずに解約手続きをしましょう!

カレンダーに予定を入れておくのも良いかもしれませんね。

本記事では2020年7月現在の情報として紹介しています。動画の最新情報は公式サイトにてご確認ください。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です